同志社大学社会福祉教育・研究支援センター Doshisha Education Research Center of Social Welfare同志社大学社会福祉教育・研究支援センター Doshisha Education Research Center of Social Welfare

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あるべきソーシャルワーカー像を探求する。こうありたいソーシャルワーカー像を語りながら。

1月例会 参加者感想

 カンファレンス当日の参加者感想から、一部ご紹介します。

●ケース提供者感想 (吉田智子さん 2011年卒)
 
今回ケースの提供をさせていただき、自分が今の仕事についた経過を改めて振り返ることができました。ソーシャルワークのやりがい、難しさを考えることができたように思います。まとめて話す、ということが苦手と実感させられました。先輩方の意見や思いを聞けて、自分が今やっていることに自信をもてるよう、がんばれるような気がします。

●参加者感想
口にしたり、文字にするのは簡単な「よりそう」という言葉を、果たして自分はどれだけ理解しているのだろうかと考えさせられました。結果としてクライエントが満足できるならば、それは「よりそえ」たと言えるかもしれません。しかし、ワーカーをしていくに当って、結果だけで判断するのは難しいと思います。そういった時に、このような場で種々の「よりそい」の体験を聞くことは、自分のケースに自信を持てることにつながると思いました。(2009年卒)
「よりそう」については、自分の所属する専門職団体でもずっとテーマとして採り上げられているポイントですが、違う分野で働く方々からの「よりそう」ことについてのコメントを伺うことができて、参考になり面白かったです。(2006年卒)
よりそう事、一番大切にしなくてはいけないことですが、答えやどこまで、というゴールのない一番難しいもの。一番にクライエントの代弁者になるためには、とりまく家族、スタッフ、看護師、ケアマネジャーの思いにもよりそっていく事が大切だと気づけました。(2006年卒)

2012年2月2日 更新 カテゴリー:参加者感想

1月例会 報告

 去る1月25日(水)、定例カンファレンスを開催しました。

●ケース担当 吉田智子さん(2011年卒 一般病院 社会福祉士)

●ケース教材 「医療機関で実習したことがなかった私」

●参加者11名

 (都道府県社会福祉協議会、一般病院、精神科病院、保健所、特別養護老人ホーム、パーソナルサポートセンター勤務の社会福祉士及び精神保健福祉士)

●内容
 現場で働き始めてもうすぐ一年をむかえる吉田さん作成のケースを用いながら、実習経験のないフィールドで働き始めた時の思いを参加者みんなで振り返りながら、現任者にとっての実習経験の意義について話し合いました。その後、「寄り添うとはどういうことか」という吉田さんからの問いを中心に、ソーシャルワーカーにとっての利用者や家族の生活史について討議しました。

●本日の引用参考文献
中川正俊「医師はソーシャルワーカーをどうみているか」小山秀夫・笹岡真弓ほか『保健医療サービス』ミネルヴァ書房(2010)
竹内孝仁『医療は生活に出会えるのか』医歯薬出版社(1995)

2012年2月2日 更新 カテゴリー:開催報告

きょうと介護・福祉ジョブネットとのコラボ企画

  本センターで開催している卒業生対象のこの定例カンファレンスが、きょうと介護・福祉ジョブネット主催の企画として、一回に限り公開開催されることとなりました。

  きょうと介護・福祉ジョブネットでは、福祉職場への人材定着を促進するさまざまな事業を企画運営しており、事務局を京都府福祉人材・研修センターにおいて活動しています。とくに若手職員の定着のために地元の社会福祉系大学等とどのような連携が可能か模索されてきた経過の中で、今回の企画が実現することとなりました。当日の様子は、後日ご報告させていただきます。

●同志社大学
 公開!カンファレンス(スーパーバイズ)
  ―私という事例を通して、語りあうひととき。 私らしい実践家になるために―」

    日にち:2012年1月26日(木曜日)
    お問い合わせ:きょうと介護・福祉ジョブネット(電話:075-252-6298)

    注意:通常の定例カンファレンスとは申し込み方法が異なります。

   

   

2012年1月10日 更新 カテゴリー:今後の予定