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春学期 定例カンファレンス報告

春学期 定例カンファレンス報告

卒業生のみなさまへ

  いつもカンファレンスにご参加ご協力いただきまして誠にありがとうございます。今年の春に開催されましたカンファレンスをご報告させていただきます。

●4月23日水曜日 19時~21時
「ビネットを用いたシナリオ演習 1回目」ということで、野村裕美が担当しました。3チームにわかれ、まずビネットを作ります。そのビネットをチームごとに交換し、1ヶ月かけて、そこに描かれている人はいったいどのような人なんだろう・・・ひたすらに類推し、想像し、分析してくるという演習です。フィールドワーク・文献検索・グループ会議の3つを条件に、取り組みました。

●5月28日水曜日 19時~21時
「ビネットを用いたシナリオ演習 2回目」を開催しました(担当 野村裕美)。職場が違うメンバーで、何とか連絡を取り合い、時間をつくりながら、作業をすすめた発表会が開催されました。たった5行程度の短い事例(ビネット)から、現任で働く参加者のまとめてきたプレゼンテーションはどれも聞き応えがありました。発表会だけの参加の人もいましたが、発表後の議論も深まる試みとなりました。

●6月11日水曜日 19時~21時
「ソーシャルワーカーの当事者研究」を開催しました。空閑浩人先生が担当し、知的障害者のデイサービスで働く卒業生が自らのこれまでの実践家の歩みをふりかえることからはじまりました。モデルとなる先輩がそばにいること、先輩がただいるだけでもだめで、自らが学ぼうとすることで実践生活に風穴があいていくプロセスがあったこと。5年間の歩みを参加者全員でたどりながら、参加者それぞれが学びを持ち帰ったことかと思います。

●7月23日水曜日 19時~21時
「多文化ソーシャルワークー事例を通して考えるー」を開催しました。今年度よりマーサメンセンディーク先生にもご協力いただき、満を持しての登場となりました。前半は、日本における外国籍の方たちの生活で起こっている実例をいくつもレクチャー受けました。後半は、自分にとっての文化とはをダイアログでゆっくり深め、ビネットを用いて、そこに描かれている登場人物の痛みを模造紙に絵や文字でひたすら書き出していくアクティブな演習に取り組みました。

秋学期も引き続き開催していきます。卒業生であれば、どなたでも参加できます。ご来場を心よりお待ちしております。

※同志社大学社会福祉教育研究支援センター定例カンファレンスのメーリングリスト、facebookページもあります。
 (お問い合わせ 野村 ynomura@mail.doshisha.ac.jp)

2014年10月3日 更新 カテゴリー:開催報告