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秋学期 定例カンファレンス報告

秋学期 定例カンファレンス報告

卒業生のみなさまへ
 
 今年度も多くのみなさまにご参加いただきました。ありがとうございました。秋学期に開催されましたカンファレンスをご報告させていただきます。

●10月16日木曜日 19時~21時  特別講座
「第1回 ケアカフェばざーる」(ケアカフェ体験と講義)と題し、北海道旭川の地発症のケアカフェについて学びました。いつもの新町キャンパスからバザールカフェに会場を移し、ワールドカフェ方式の対話の手法を用いた多職種連携をはぐくむ手法の一つを学びました。ゲストは、内島みのり氏(国立病院機構旭川医療センター看護師、ケアカフェ実行委員会 派遣開催支援カフェマスター)をお招きしました。40名を上回る参加者が集まりました。

●10月25日土曜日 15時~17時  出張講座
毎年恒例大阪サテライト教室にて出張カンファレンスを開催しました。講師は空閑浩人先生が実習訪問の合間にかけつけて下さり、「困難事例から学ぶソーシャルワークー2時間後には見方が変わる?!」というテーマにそってワークショップを開催しました。今回は大学院修了後社会福祉現場で働く修了生も参加してくださいました。

●11月12日水曜日 19時~21時 定例会
春学期好評を得たマーサ・メンセンディーク先生に再度登場していただき、「多文化ソーシャルワークー事例を通して考えるーパート2」を開催しました。日本で暮らす外国籍の方々の直面する制度的現状等のミニレクチャーを受け、いくつかのビネットを用いた研修に取り組みました。

●1月21日水曜日 19時~21時 定例会
空閑浩人先生による「ソーシャルワーカーの当事者研究 パート2」を開催しました。一般医療機関で勤務して5年をもうすぐ終えようとしている卒業生が発表を担当しました。

●2月14日土曜日 10時~17時 共催企画
同志社社会福祉学会実践研究プロジェクト主催「社会福祉実践研究にチャレンジするーアルコール依存症者のリカバリーを支援するソーシャルワークー」に共催し、定例カンファレンスにいつもご参加いただいている卒業生もたくさん参加してくださいました。講師は稗田里香氏(東海大学健康科学部准教授)をお招きし、研修ファシリテーターを左右田哲氏(北里大学病院医療ソーシャルワーカー)と野村裕美(本学教員)が担当しました。当日はさまざまな福祉分野のソーシャルワーカー、保健師、教員、院生、学部生、断酒会家族の会などから40名の参加を得ることができました。

●3月11日水曜日 19時~21時 定例会
野村裕美による「私のケース討議(ケースメソッド討議)」を開催しました。毎年「私のケース討議」では、社会福祉現場で働き始めて3年までの方にケース作成を御願いし、参加者みんなで討議の素材として使った討議を行います。今回は、精神科クリニックに勤務して3年の卒業生と、公務員福祉職として勤務して20年の卒業生に作成を御願いしました。

次年度も開催します。多くの卒業生がいつでも立ち寄れる場つくりを目指します。

2015年4月3日 更新 カテゴリー:開催報告