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12月例会 参加者感想

12月例会 参加者感想

 当日参加いただいた方々の感想から、一部紹介させていただきます。

●ケース提供者感想
 自分自身の大学入学時からの足取りを振り返ってみて、こんないろんなことをしてきたのだなあと改めて実感しました。支援を継続すること、何をもってその人の支援ができたと評価するのか、身体的、精神的、社会的など総合的にみなければなんともいえないなあ、と改めて思いました。今回の定例カンファレンスを経験し、その人が何を求めているのか、少しでも相談後に「よかった」と思っていただける相談がお受けできるようになりたいと思いました。  (清水裕美子さん 2004年卒)

●参加者感想

自身の価値観・人間観と、相手の主体性のどちらに重点をおいても支援が成り立たない状況も存在し、支援とは一体なんだろうと感じました。「人としての支援」だ必要な場合もあれば、相手が生ききるために一歩踏み込んだ支援も必要だと思いました。自分の仕事を当てはめて考えてみると、時には相手の主張を真っ向から否定し、自分の価値観(支援者としての)にのせて行っていかなければならない時もあります。本当に社会福祉という仕事は奥が深いと感じます。  (公務員 社会福祉士

自分が納得する支援と相手を尊重することのジレンマについて改めて考えることができました。自分の思ったような支援ができても、それを冷静に振り返る視点が必要であることに気づくことができました。あと、さまざまな人生経験はこの仕事にはとても役立つことも。(公務員 社会福祉士

とてもパワフルに働かれている先輩のお話をうかがえて、元気な気持ちになれました。自己決定の尊重と一歩踏み込むべきなのかというジレンマ、見守りというこじあけに対する批判については、難しい問題だけれど、ご本人さんが納得できる方向がみえるまで試しながら、話していくしかないように感じています。ご本人を置き去りにして、やりたがりが暴走する恐ろしさは常に考えておきたいし、ご本人の世界観を知りたいと思える関係性を築いていきたいと思いました。(精神科病院 精神保健福祉士

人数少なめの時は、ゆったりと座り、冒頭の自己紹介にも時間が取れます

 

2013年2月15日 更新 カテゴリー:参加者感想